コンサートで弾くということ
前回からまたまた更新の時間が経ってしまいました。
その間、日々様々なことがありますが、常に音楽と向き合えている幸せを感じております〜。
さて先週は小学生の生徒さんを中心として、室内楽を柱としたコンサートを開催しました。
ヴァイオリンデュオ・チェロとのデュオ、そしてピアノトリオです。
ヴァイオリン専攻の生徒さんたちは、ピアノカルテットも体験しました。
私の周りでは、室内楽自体が日常的なものになっていますので、子供達も「今年は室内楽だね〜!」といったように慣れてきてくれております。
個人的にはとても嬉しいですが、全国的にはまだそう多くないので広まって欲しいです〜。
子供の頃から、素敵な弦楽器の音を聴いて、一緒に一つの音楽を作る楽しさを知るというのは、本当に大切!
とっても価値があると思いますよ。
今回は本番の二日前にリハーサルを行いましたが、
この二日間での変化の大きさに驚き、そして当日の集中力からの更に飛躍した演奏に、指導者として大きな喜びをいただきました。
共演してくださった先生方、日頃からサポートしてくださっているご家族全ての方々に本当に感謝です!
それにしても、本番で最高な演奏ができるというのは凄いことです。
11月の「ラ・ソノリテ」と題したソロ中心の発表会でも、子供達はリハーサルやレッスンの時よりもグッと上手になります。そして、学生や卒業生たちも圧倒的な集中力でステージに立つのです。
緊張していつもより弾けなかった〜という出演者はゼロ!
本当に素晴らしい!そして何よりも幸せな時間となります。
音符を弾くことと、音楽を弾くこととは意味が違います。
音が正確に弾けるだけでは音楽は生まれないのですね。
その違いを理解しながら、音楽に丁寧に向き合ってこそ舞台での集中力に繋がるのかもしれません。
みんなに聴かせたい、という気持ちを持って準備するから上手になり、
本番でいい経験ができるからさらに上手になる!
この連鎖を考えると、やっぱりコンサートで弾くことって価値があるのですね〜。
また次も楽しみです!