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音間違いを直す方法?


あっという間に梅雨があけて夏休みになりましたね。 各地で大雨の被害があったようで、心が痛みます。 東京は一部の豪雨を除いて今年は雨が少なかったように感じました。

さて、この時期のピアノの練習は大変です。 ジメジメして体調管理が難しかったり、夏休みの計画に頭が一杯だったり、プールで疲れていたり…!  なかなかピアノに集中するのが難しいのです、このシーズンは。

レッスンでも、「これは先週も直すようにいいましたよ~」と言う事もしばしばあるのですよ!  皆さん集中して練習しましょうね。

レッスンや練習で、しっかりと集中するのにはどんなやり方があるのでしょう。 それに関しては色々考えることがあるのですが、一つは、楽譜に注意を書いた方が良いかどうかということ。 その代表が音の読み間違いです。

読み間違っている音に印をして、「この音が違いますよ~」と言うのは簡単なのですが、 常にそれをやってしまうと、おかしな響きを弾いていることに生徒さん自身が気づかなくなってしまうのです。 音を聴かずに「目」で音を読んでいるような…。 これはちょっと困りますね。 なので、時には読み間違いをしている音を具体的に指摘する前に、「どこかにおかしな響きがありますよ」と、自分の「耳」で間違いを探し出してもらうようにしています。 やはり音に対しての「違和感」は、感性の一つとして大切にしたいものですね。

音の読み間違え以外にも、楽譜に書き込むかどうかは悩むところ。 要するに「直そう!」という気持ちがあれば私が書くよりも、自分で書き込むほうが良いでしょうね。(私が書いても忘れられたりするのですよ~) でもせっかく直しても、直したことだけで満足してはダメですね~。 直したことで音楽が良くなったなあ~と自分で聴いて、自分で納得しないと! 実感することで、はじめて自分の音楽として取り込まれるのだと思います。(子供にはちょっと難しいかもしれませんね~)

目に見えない「音」を、楽譜で見るから音楽の勉強はちょっと複雑です。 でも沢山の感覚を活かして、楽しく学習して欲しいものですね。 夏は遊びだけでなく、色々なことを集中して学べるチャンス! 有意義な夏休みになりますように! 私もがんばりますよ~。


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