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ピアニストの腱鞘炎 その2 〈通院の日々〉


前回からピアニストの手について書いていますが、今はコンペシーズンで練習量が増えている方が多いはず。皆さん手の管理には充分気をつけましょうね。 そもそも芸術家というのは、想像性や精神性の方に重点が置かれていますが、それを支えるのは楽譜の分析能力や身体のコントロール方法がだったりするわけです。 身体についてピアニストは無知すぎますね。わが身を振り返り反省です。 ケアの方法も知らず、頑張り続けている人多いですね、きっと。

さて、前回の続きです。 留学生活に終止符を打って帰国したのが15年前。少しずつですが演奏する機会を頂いたりしていました。今と比べると時間がたっぷりあったのですが、何故か手の調子が良くないのです。それも日々悪化していきます。当時どんな症状があったかといいますと…

第1段階 ・指を動かすと手の甲や手首が痛い ・手首を回すと痛い→箸を使う、ドアノブを回す、ハミガキといった行為が痛みを伴う。

第2段階 ・練習5分後位から、肘から手首にかけてとても熱くなる ・手首や手のひらが硬直する(演奏中に手が開きっぱなしになる) ・背中が硬くなり、痛みで眠れない

思い出しても、ゾッとするような痛みでした。演奏会も痛み止めの注射を頼りに臨みました。 そして医者通いの日々に突入です。 色々な方にご紹介頂き、「手の権威」として高名な整形外科の先生数名に診察して頂きました。 この中にはピアニストをよく診察される方もいらっしゃいましたよ。 出た結論が「筋膜の手術」と「丁寧な練習」。

非常に悩みましたが何となく手術には抵抗がありました。切るなんて怖すぎ!そして痛みがまだまだ強いので練習も難しい状態でした。 そこで今度は東洋医学に頼ってみることにしました。 整体や鍼灸、カイロなど、色々な先生にお世話になりました。基本的に東洋医学的なアプローチは好きでした(今でも好きです)。 施術して頂くと痛みも軽減しますし、身体が楽になります。でも数日経つとまた痛みの日々になってしまうのです。きっと長期間、頻繁に受けたらとても良いのだと思いましたが、なかなか難しく、いったいどうしたものかと本当に悩んでしまいました。

そんなある日、本当にふと思い出したのです。 「そういえば、顎がはずれた事があったかも…」 噛み合わせが体調不良の原因になることがあるという番組を随分昔に見た記憶がありました。 「もしかして?」

その劇的な変化についてはまた書きます。


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