手の使い方 その1
前のブログからあっという間に1ヶ月!
今度こそ毎日書くぞ~って思うのですが、なかなか難しいですね。
さて今日はピアノのお話。
ピアノ指導をしていくうえで、良く指導者が悩むのが「手の使い方」や「手の形」だと思います。
卒業生の勉強会でも一番質問が多いですね。
まず「形」ありきというスタイル(とっても日本人的!)もありますし、「音質」重視というスタイルもあります。
耳と手の連携により使いやすい手の形を導くのが一番だと思いますが、
個人的にはその人の骨格や、手の使い方の個性を重視する必要があるのでは…と考えています。
手の構造だけ知っていても、それをどう動かしているの~?とか、無理な動きをしてないかしら~?と
感じられなければいけませんね!
「知識を持つ」だけでなく、「感じる能力を持つ」ことがとっても大切なんですよ。
音だって同じ。美しい音を聴き分ける耳がないと、美しい音を出すことが出来ないですね~。
ピアノは決して指や手だけで弾くものではないことを、人間の持つ驚くべき能力と構造を学ぶ度に痛感しています。
勉強は尽きないですよ~。
美しい音を奏でることと故障をしないこと。先ずはこれらを大前提にしてピアノを学んでいきたいですね。