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室内楽クラス


今週は室内楽週間でした。

日曜日は、PTNAピアノステップ 宝塚西地区に行ってきました。 参加者が多く、アドバイザーがローテーションでしたが、心温まる演奏が多くとても楽しい一日でした。 また、ヴァイオリンで参加される方も多く、弦楽器の音色を楽しめるステップでした! 弦楽器の先生方が主催されるステップがあっても面白いですね~。

火曜日には、定期クラスの「ジャスミン音の庭主催室内楽クラス」がありました。 このクラスは、ヴァイオリンデュオ2回、チェロとのデュオ2回、ピアノトリオ3回を1年間で学ぶクラスです。(豪華ですよね~) 今月はヴァイオリンの七澤先生と共にデュオのクラスの講師をさせて頂きました。 5人1クラスのマスタークラス形式で、同じ曲を学習するのですが本当に音楽は個性がありますね。 14名の方が、七澤先生とのデュオを楽しみましたが、同じ楽器とは思えない音色と、独特のフレージングや音楽感。皆さんの耳の使い方が変わっていくのを感じられて、本当に楽しいひと時です。

室内楽は実に奥深いものがあって、私などもまだまだ学ぶことも多いのですが 「聴く」ことの大切さを一番学ばせてくれるものだと思います。 「聞く」のではなく、「聴く」ですよ。 「相手の音を聴く」⇒「自分と相手の音を聴ける」・・・に始まり、何段階にも聴く楽しみがパワーアップするのです。相手のニュアンスが読み取れたり、自分の表現したいことを音で伝えられたりできると、これがとても楽しい!本当に耳は成長します。

そして、ピアノという楽器の特性もよりはっきりと感じ取ることが出来ます。 弦楽器から学ぶピアノ技法は、本当に多いのですよ!

更に作曲家の音楽的な解釈がはっきりと見えることも多いと実感しています。 実は、以前全くベートーヴェンのピアノソナタを弾かない(弾けない?)時期がありました。 どう弾いたらいいのかしら・・・と悩む日々。 そんな迷いを救ってくれたのがベートーヴェンのチェロソナタでした。 ピアノ曲に通じる多くのヒントがたくさん隠されていますね。

更に更に!室内楽を学習すると、ポリフォニーの学習にも役立つことが良く分かります。 うーん、バッハが苦手な方にも良いかも。 是非色々な年代の方に取り組んで頂きたいと思います。

そして今日はサンライズ教室の小学生を中心とした「アンサンブル体験授業」を行います! チェロの魅力、アンサンブルの魅力をたくさん感じてほしいと願っています。 実際に体験授業は先週おこなったので、今日はミニ発表会。 子供達の豊かな感性、いいですね~。晴れるといいなあ。

楽しい経験をしながら、耳も成長する「室内楽」は、まさに宝物ですね。 私も秋に室内楽コンサートがあるのです。またご案内いたしますね!


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